アベンヌウォーター まるで魔法の水? デルモコスメティック~医薬品に限りなく近い化粧水~
今日は朝から本社で会議の後、昼から勉強会で何やら化粧水の勉強会があるとか。
化粧品のことはまったく分からないので、特徴だけ知っとけばいいかー的な感じで、いざ聞き進めていると…
興味が湧いてくるではありませんか(笑)
というか完璧話している人の話術に引き込まれた感じですね(笑)
今回は勉強会で取り挙げられた
アベンヌウォーターについて書いていきます。
アベンヌとは?
アベンヌはフランスの製薬メーカー ピエールファーブル社のスキンケアブランドであり、日本では化粧品会社 資生堂が輸入販売を行っている。
アベンヌの由来は南フランスにある「アベンヌ村」に湧き出る温泉水を活用していることから。
この温泉水は昔々皮膚病を抱えていた馬がこの温泉水の効果で病を改善させたことから知れ渡る要因となったそう。
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温泉=治療
日本で温泉と言えば、どんなイメージがありますか?
勉強会で出てきた言葉と言えば「たまご」「ゆかた」「○○温泉」などなど
しかしヨーロッパの国々では違うみたいで
温泉=治療
というイメージが浸透しているみたい。
実際、アベンヌ温泉水は
効果が科学的に証明され「公益ある水」として認定されており、海外ではテルマリズムセンターや病院で治療として用いられている。
治療区分としては皮膚と口腔。目にもいいらしい…。
さらに世界の学会でも様々な「アベンヌ温泉水の研究結果」が発表されている。
↓一部の論文
【Evidence-based Efficacy of Avène Thermal Spring Water】
論文が出ているほどなのか…
アベンヌウォーターの成分は?
そこまで治療に効果があると言われると薬剤師としては成分が気になるところ。
アベンヌウォーターの成分を見てみると
温泉水:100% 残りはガス噴出用の窒素
…温泉水そのまま??何も加えてない??
…温泉水の効果すげぇ
その温泉水の組成としては
マグネシウム、カルシウム、二酸化ケイ素などのミネラル
ペプチド、アミノ酸、糖類などのバイオケミカル
この多種多様な物質が奇跡的に皮膚に最適なバランスとなっている。
まさに魔法の水。皮膚病のために生れてきた温泉水って感じ。
効果
①悪くなった状態を改善
ミネラルの
・水分を作り蓄える
・肌の保護膜をつくる
・代謝を整える
バイオケミカルの
・熱さを抑える
・静かな状態に整える
・免疫力を維持向上する
などの作用により
・乾燥を繰り返す・アレルギーを伴う乾燥肌や自らの力で水分を作れなくなった肌
・トラブルに見舞われがちな敏感肌、赤みやムズ痒さなどが出てしまう肌
への改善効果が期待できる。
②健康な状態を維持し、悪くさせない
これは機能が低下した肌の代謝スイッチを入れ、免疫直を向上し肌の土台作りを完成させる。
土台がしっかりしていれば
・外的要因による肌トラブルが出現しにくい
・トラブルに見舞われたときに回復力が違う
アベンヌウォーターはデルモコスメティックというジャンルに位置付けられている。
タイトルでも示したがデルモコスメティックとは医薬品に限りなく近い化粧品である。
なので薬に頼るほどでもないけれど、化粧品では不安・物足りないと感じる人に使う予防・生活の補完ケア・薬と化粧品の中継的なケアという立ち位置。
使い方
アベンヌウォーターはスプレータイプの商品。
スプレーであるあるなのが振ってしまいがちなところだが、この商品は振らないようにする。
振ってしまうと中の窒素ガスが抜けてしまい、うまく噴出しない可能性がある。
使うタイミング
毎日朝と晩に使う。
洗顔後に顔から約20cm離して、ゆっくり顔全体に3回、円を描くようにスプレーする。
合言葉は
「毎日朝晩、歯磨き➡洗顔➡ウォーター!」
効果を実感するためには毎日使って習慣化することが大切。
スプレータイプだから使いやすい
アベンヌウォーターは朝晩に使う以外にも
・肌がムズムズした時に
・オフィスの乾燥対策や化粧直しの時に
・メイクした上からのうるおい補給
・赤ちゃんのスキンケア(3か月から)
・日焼け後の火照った肌に
・スポーツなどで汗をかいた後の肌に
・飛行機の中や旅行先でのお手入れに
・男性のひげそり後に
・パサついた髪のうるおい補給や寝ぐせ直しにも使える
・介護で着替えの時や体をふいた後のうるおい補給に
などなど用途は様々。てか万能すぎでしょ…
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最後に
自分、ストレスとか溜まっちゃうと肌荒れしちゃうんですよね…。
前に肌チェックをしてもらった時も肌の潤いが足りてないから炎症が起こって肌荒れしやすいって指摘されたこともあったし、試しに1本購入しときましょうかねぇ。